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しがリーマンの左遷万歳!

しがないサラリーマンのどこにでもある話

不運の連鎖

朝イチに鳴った電話が不運の連鎖を呼んだのか。予定していたことが中止になり、降ってわいたようなトラブルに巻き込まれる。大体、普段電話してこない人からの連絡は、大抵悪い知らせと相場は決まっている。さらに朝令暮改部長からは報告書をすぐにあげるよう指示が来る。
あぁ、なんでこんなに面倒なことが続くのか。こんな時、本当に逃げ出したくなる。会社を辞めたくなる。これが左遷のつらさなのか。不得手な仕事の波に溺れても、会社は手をさしのべてくれないだろう。

雨はしとしと降り続き、湿度が高いため少し歩いただけで汗が吹き出す。昨晩のビールが毛穴から滲み出るようだ。上司の「会社を辞めるか、ずっといるかどっちかだ」 という言葉がまたしてもフラッシュバックする。

そうだ、不運の波に身を任せてみよう。なるようになる。流れに逆らってもいいことは何もない。どうせ流刑の身。流れ着いた先がどこだってかまわない。