しがリーマンの左遷万歳!

しがないサラリーマンのどこにでもある話

名球会

久しぶりにプロ野球を真剣に観た。テレビで生中継された広島vs巨人戦。日米通算200勝をかけた黒田投手の先発試合だ。
結果的には黒田は打たれ、大記録はお預けとなった。マツダスタジアムには偉業達成をこの目で見ようと大観衆が集まったため、広島ベンチは黒田をなかなか交代させず、ギリギリまで引っ張ったが、打線が巨人の若手左腕・田口を打ちあぐねていた状況を見れば、逆転を望めるはずもなかった。
黒田はいつもと同じく淡々とボールを放り続けた。名球会など全く興味がない、と言わんばかりにさえ見えた。むしろ野手の方が大先輩の名球会入りを後押ししようと自らにプレッシャーをかけ、不要な力みを生んでいるようだった。
黒田のように興味を示さない選手もいるが、ほとんどの選手は目の前に名球会がぶら下がっていれば色気が出てくる。サラリーマンが出世を争うのと同じだ。
それだけに社長のイスを目の前にしても顔色ひとつ変えない黒田はカッコいい。来年あたり、「理想の上司」にランクインしてもおかしくないだろう。