しがリーマンの左遷万歳!

しがないサラリーマンのどこにでもある話

女体献上

見ず知らずの男のチンポをしゃぶらせたり好き放題していたまーこと違い、花子のことはは他の男には指一本触れさせず独り占めしていた私だが、一度だけ取引先の社長に差し出したことがあった。

気難しく癇癪持ちのため同僚も近付こうとしない相手だったが、懐に入り込むと面倒見の良さを発揮するタイプで、大の女好きでもあった。私は何度も怒鳴られながらも酒席をともにするうち徐々に打ち解けつつあった。大口の契約をほのめかされたので、それを決定的にするために社長の大好物を献上することにした。

花子に打診すると当然のように嫌がった。しかし、私も引き下がる訳にはいかない。難攻不落の社長を攻め落とせば社内の評価が急上昇することは明白だ。状況を説明した上で胸の内を全てさらけ出し、私のことを好きなら協力してほしい、と切に訴えた。最後に花子は折れた。

当日。予約した一流ホテルの一室で社長と花子は初めて顔を合わせた。社長は舐めるような、ねっとりした視線を顔から爪先まで送ると満足げに頷いた。花子はひきつった表情ながら精一杯の愛想笑いを浮かべている。私は少し安心し、「では私はこれで」と部屋を出ようとした。

「君も一緒にどうだい?」

一瞬、何のことか理解できなかったので呆気に取られていると「彼女も君がいた方が安心だろう」と“らしくない”気遣いを見せる。

私が返答に困っていると花子が懇願するような目でこちらを見るのでいたたまれなくなり、「分かりました」と答えた。

社長と3Pをするとは夢にも思っていなかったし、何より社長と花子が絡む姿は見たくなかった。しかし、花子が腹をくくってくれた以上、私が逃げ出す訳にはいかない。とりあえず社長に先にシャワーを浴びるように勧めた。