しがリーマンの左遷万歳!

しがないサラリーマンのどこにでもある話

人柄

前方から歩いてくる茶髪のお兄さんと目が合いました。一見、ヤンキー風でしたが、よく見ると会社の後輩でした。会社でもほとんど会うこともなく、話すのは10年以上ぶりかも知れません。私が左遷される前にいた部署ではまだまだ若手でしたが、風貌と甲高い声以外はさすがに少し落ち着いたようです。

知らぬ間に引っ越したらしく、近くに住んでいると言っていました。私は実は蒸し暑い中を会社から歩いて帰宅途中で汗だくだったのですが、そんな奇怪な行動を取っていると後輩に知られるのは嫌だったので、適当にごまかしました。

歩いていると、普段気付かない景色が見えたり、知らない路地に迷いこんだり、様々な発見があります。だから私は歩くのが好きです。普段は電車通勤ですが、今日はダイエットも兼ねて、あえて汗を絞り出すために会社から歩いて帰ったのでした。

そんな時にバッタリと会った後輩。何歳年下だったかハッキリとは思い出せませんが、彼もやがて私を追い抜いて出世していくのでしょう。ほんの数分間でしたが、相変わらず飾らない人柄に触れて、彼なら抜かれても仕方ない、と変な納得の仕方をしました。

結局、人が人を評価して人事を決める以上、能力よりも優先されるのは人柄なのかも知れません。翻って私は…。おっと、また愚痴っぽくなってしまいました。ともあれ、人に愛される大切さを痛感した帰宅途中のひとこまでした。